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 本学では、ウクライナの危機的状況が続くなかで、4月6日付け湊長博総長名の「ウクライナからの学生受入れについて」において、ウクライナからの学生受入れを表明しておりますが、この度、本学の学術交流協定校2校(キーウ(キエフ)⼯科⼤学及びタラス・シェフチェンコ記念キーウ(キエフ)国⽴⼤学)より合計12名の学生の受入れが決定し、今後10月までに随時本学へ受け入れることとなりました。今後さらに受入れを進めるよう交渉しておりますが、6月22日にそのうちの1名が本学に到着し、本学での学修を開始しました。
 上記学生については本学の特別聴講学生又は特別研究学生として受け入れ、学費免除措置や住宅支援を行うとともに、「ウクライナ危機支援基金」により生活支援として奨学金を支給し、安心して日本での生活、本学での学修を行えるようサポート体制も充実させてまいります。当該学生に必要な生活支援を実施するための特別基金「ウクライナ危機支援基金」にご賛同いただいた皆様方には深く感謝申し上げます。

 なお、住宅支援にあたっては、京都市内に本社を置く株式会社学生情報センターより、本学によるウクライナの学生受入れに対するご支援として、同社が京都市内で運営されている学生用住宅から、最大30室について1年間無償提供いただけることとなっており、本日、住宅の無償提供に係る協定書を締結するとともに、本学からの感謝状を贈呈いたしました。提供いただける住居には、家具やエアコン、インターネットアクセス等の設備が備わっているほか、英語が堪能な管理人が常駐し、日本人学生のレジデントアシスタントが日常のサポートを行うなど、当該学生が安心して生活できる環境が整っております。本学の取組みに対する同社のご支援に深く感謝申し上げますとともに、こうした支援の輪が広がることを期待しております。

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協定書にサインする吉浦 勝博株式会社学生情報センター社長と湊総長