2018年度FDシンポジウムを、アーノマー・グランドホテル・バンコク(タイ、バンコク)において開催しました。

 このシンポジウムは、本学とASEAN連携大学による協働教育プログラムの実施結果を踏まえて、次年度以降の事業実施に向けた課題・改善点等についてASEAN側および日本側双方の教員の視点で協議・検証を行い、協働教育プログラムの改善・向上に役立てることを目的としたものです。

 日本側からは京都大学、関西大学、岐阜大学の3大学からの教職員が、ASEAN側からは6カ国9大学(マンダレー工科大学、ヤンゴン工科大学、アジア工科大学、チュラロンコン大学、カセサート大学、ラオス国立大学、カンボジア工科大学、ベトナム国家大学ハノイ校、ブラヴィジャヤ大学)に加え、台湾から国立成功大学の教員等あわせて24名が参加しました。

 はじめに事業責任者の大津宏康 工学研究科教授が主催者挨拶を行った後、本事業で実施する学部生向けのインターンシッププログラム、修士課程学生を対象とする双方向短期留学プログラム、修士/博士課程学生、若手教員を対象とする気候変動適応ウィンタースクールについて、京都大学及びチュラロンコン大学の教員から実施結果報告を行いました。

 続いて、事業責任者である大津教授による進行の下、京都大学とASEAN連携大学、国立成功大学の教員あわせて9名のパネリストによるパネルディスカッションを行いました。各パネリストが、参加学生からの事業評価、学生選考過程や参加学生のバックグラウンド、教育プログラムの設計等についてそれぞれの立場から話題の提供を行い、活発な議論、意見交換が行われました。

 シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じました。学生交流の継続、協働教育プログラムの向上に寄与する良い機会となりました。

 
  • 意見交換の様子

  • パネルディスカッションの様子

  • チュラロンコン大学教員からの報告の様子

  • 参加者の集合写真