世界最⼤の独⽴バイオテクノロジー企業であるアムジェン社が設⽴した財団の⽀援を受けて、サマーリサーチプログラムを実施しました。
理系分野の学部⽣を対象とし、プログラム参加⼤学・研究機関において最先端の研究に触れる機会と、次世代を担う科学者となる⾜がかりを提供することを⽬的としています。
ハーバード⼤学やケンブリッジ⼤学をはじめとする世界有数の⼤学・研究機関が受⼊先として参加しており、⽇本では本学と東京⼤学が実施しています。
本学におけるプログラム最終日に開催された成果発表会では、すべてのスカラーが、研究成果をまとめあげたポスター発表およびフラッシュトーク形式によるプレゼンを行い、投票の結果、上位3名が選出されました。引き続いてシンガポールで開催されたアジア・シンポジウムにおいては、同様にサマーリサーチプログラムを実施しているシンガポール国立大学、清華大学、東京大学、本学から合計 108 人のスカラーが集まり、全スカラーによるポスター発表と、各校の上位3名者によるプレゼンが行われました。ほかに有識者による講演やキャリアについてのパネルディスカッションなどが実施され、全体を通して活発な質疑応答や意見交換が行われました。
このようなプログラムを通じて、参加学生の科学者としてのキャリアパスの第一歩となる経験を提供することはもちろんのこと、本学大学院への進学につながることが期待されます。