大学の世界展開力強化事業(ASEAN対象プログラム)平成27年度採択大学連絡会を、2015年7月29日(水)に京都大学吉田キャンパス京都大学百周年時計台記念館国際交流ホールⅠ・Ⅱにおいて開催しました。
 
 開会冒頭の杉万俊夫 京都大学理事・副学長の挨拶に続き、松本英登 文部科学省高等教育局高等教育企画課国際企画室長からの挨拶の後、発表に移りました。
 
 開催5回目となる今回の連絡会では、採択全17プログラムがこれまで事業に取り組んできた中で共通の課題となり得る下記の4つの議題について、各議題で2名ずつ(計8名)に御発表いただき、質疑応答を行いました。
 

 

テーマ

発表者

議題1

ダブルディグリー実施にあたっての課題等の共有

・久野高義 神戸大学医学研究科特命教授(申請区分Ⅰ)

・渡邊公一郎 九州大学工学研究院教授(申請区分Ⅰ)

議題2

学生の出口対策について

・牧野冬生 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科助教(タイプA-Ⅱ)

・安里和晃 京都大学文学部文学研究科特定准教授(申請区分Ⅱ)

議題3

危機管理について

・五十嵐敏文 北海道大学工学研究院教授(申請区分Ⅰ)

・阪上優 京都大学国際交流センター准教授

議題4

本事業における学内波及効果等について

・馬場智子 千葉大学教育学部特任助教(申請区分Ⅱ)

・島津侑希 名古屋大学国際開発研究科特任助教(申請区分Ⅱ)

 最後には、各採択プログラムから報告・照会等が行われ、森純一 京都大学国際交流推進機構長から総括と挨拶の後、冒頭に御挨拶をいただきました松本英登 文部科学省国際企画室長から所感を述べられ、閉会となりました。
 
 各採択プログラムが事業開始から複数年経過し、現場に携わる皆様が貴重な事例を共有できる充実した内容になりました。