MESSAGE43
[ 教員/京都大学 ]
先行プロジェクトを発展させ、7カ国15大学のコンソーシアムに。
大津 宏康教授
工学研究科
参加したプログラム

気候変動下でのレジリエントな社会発展を担う国際インフラ人材育成プログラム
実施エリア
インドネシア
カンボジア
タイ
ベトナム
ミャンマー
ラオス
MESSAGE43
[ 教員/京都大学 ]
大津 宏康教授
工学研究科
気候変動下でのレジリエントな社会発展を担う国際インフラ人材育成プログラム
「気候変動下でのレジリエントな社会発展を担う国際インフラ人材育成プログラム」(以下、RSDCプログラム)は、平成23年度に採択され、平成27年度に終了した大学世界展開力強化事業「強靭な国づくりを担う国際人育成のための中核拠点の形成」(以下、先行プロジェクト)の成果を踏まえた発展プロジェクトと位置付けられます。 先行プロジェクトの特徴は、以下の2点に要約されます。
RSDCプログラムでは、CLMV4カ国(カンボジアCambodia、 ラオスLaos、ミャンマーMyanmar、ベトナムVietnam)の大学に、先行プロジェクトに参画していたタイの3連携大学(アジア工科大学、チュラロンコン大学、カセサート大学)を加え、CLMV連携大学との南南協力を推進する母体とした枠組みにしました。さらに、日本側の実施母体も、先行プロジェクトの4年目から参画した関西大学を追加し、結果として、日本を含む7カ国15大学からなる協働教育コンソーシアムを構築することとなりました。
次に、対象とする学生の範囲も、以下のように拡大しました。先行プロジェクトでは修士課程学生を対象とした教育プログラムのみを設定していましたが、今回のプロジェクトでは、学部生・修士課程学生・博士課程学生をカバーする、以下の5種類のプログラムを設定しました。
上記5種類のプログラムを実施するほか、毎年、ファカルティ・ディヴェロップメント・シンポジウムを開催し、国際教育に関する活発な交流を展開しています。