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[ 教員 / 広島大学 ]

「研究力」と「社会起業力」を備え、
インフラ整備に貢献できる人材を養成。

堀田 泰司教授

参加したプログラム

実施エリア

  • カンボジアカンボジア
  • タイタイ
  • ベトナムベトナム
  • ミャンマーミャンマー
  • ラオスラオス

CLMV諸国のインフラ整備に
貢献できる人材育成を展開。

平成28年度に選定された広島大学の「CLMV諸国の持続可能な平和、幸福、発展に貢献する研究力と社会起業力の融合人材育成」は、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を実現するため、カンボジア、ミャンマー、ベトナム、ラオスにおける社会インフラ整備に貢献する人材を育成する取組です。全国で初めて締結するに至ったカンボジア教育省及びミャンマー教育省高等教育局との学術交流・協力協定に基づき、カンボジア及びミャンマーに海外拠点を開設し、生命に関わるインフラ(食・医療)及びSTEM(科学・技術・工学・数学重点化)教育のためのインフラ(教育・科学)整備など、現地ニーズに即した人材育成事業を展開します。この取組には、CLMV諸国の発展に重要な役割を有するタイ国も交流に含めます。

国際合同セミナー等を通して、
研究力・社会起業力を養成。

SDGsの概念や目標を実際の公共事業やビジネスに具体化できるコンピテンシーとして、個々の学生の「研究力」と「社会起業力」の2つの能力を養成します。この2つの能力を養成するために、国際経済・経営教育を提供してきた広島経済大学と連携しつつ、SDGsの17項目に関連する専門教育や国際課題研究科目、SDGs関連社会起業家養成科目などを提供するとともに、諸外国から学生を集めて実現性の高い政策やビジネス企画等を立案する国際合同セミナーである「SDGsアイディア発掘型学生セミナー」を、本学ならびにCLMV諸国の協定大学で開催する予定です。

試験・評価、BEVIテストを通して
留学前後の成長度を測定。

学習成果は、通常試験に加え、これまでの学生交流事業で実施してきた「グローバル・コンピテンシー」評価を改良して活用するほか、米国の心理学者チームが開発したBEVIテストを実施し、留学前後の成長度を客観的に測定することにしています。 本事業(PEACEプログラム)は、「研究力」と「社会起業力」を兼ね備え、SDGsに関連するさまざまな分野のインフラ整備に貢献できる人材を養成します。