MESSAGE10
[ 参加学生 / 早稲田大学 ]
多様な専攻の学生がチームとなり、
ASEANの日本語学習者に授業を実施。
参加したプログラム

「日本語教育学」総合学習プログラムを通じた重層的・循環的人材育成事業
実施エリア
インドネシア
シンガポール
タイ
フィリピン
マレーシア
MESSAGE10
[ 参加学生 / 早稲田大学 ]
「日本語教育学」総合学習プログラムを通じた重層的・循環的人材育成事業
私たちは2014年度春学期に「海外実習」「海外実践A」の授業を受講し、8月24日から9月8日の約2週間、タイのチェンマイ大学に派遣されました。 参加の動機はアジア・東南アジアという地域それ自体や、海外の学生生活、外国語としての日本語、チームでの活動、海外での教育実習などへのさまざまな興味・関心でした。しかし、多様な専攻の学生がひとつのチームとなって練り上げていくことで、決して一人ではなし得なかった授業・活動ができました。その過程を通して、気持ちの良いチームワークを保つには何が必要かを学んだり、教える立場になりあらためて日本語について考え、その奥深さ・面白さを知ることができたりしました。また、派遣先の先生方や学生の方々との交流の中で、人の温かさや成長の兆しを実感して世界が広がり、それまであまり深く考えたことのなかった「アジア」という文化圏について強く興味を持つようになったと感じます。今回の経験を通して、人を国籍等で線引きすることなく個性を尊重すること、お互いの文化に少しでも理解を深めようと努力することの大切さに気付くことができました。
デ・ラ・サール大学での2週間は、現地の先生や学生との交流を通し、それまで知らなかったフィリピンや日本の姿を垣間見る良い機会になりました。派遣先では、授業や実習に加え、祭りや書道といった日本文化体験活動も行いました。この派遣を通し、海外の日本語教育への視野を広げるとともに、チームワークの大切さや、現地の先生・学生の心の温かさに気がつくことができました。