21世紀のグローバルヘルスを先導する
ワールドプレミアム公衆衛生大学院の創成

概要

 グローバルヘルスの時代と呼ばれる21世紀に、我が国初の公衆衛生大学院として発足した社会健康医学系専攻は、集団の健康のみならず臨床医学の質的向上に貢献するNew Public Healthの拠点として、疫学はもとより、社会科学的方法を含む多様な方法論に基づく教育・研究に顕著な実績をあげると共に、他科との積極的な連携や国際共同学位プログラムの率先した導入により、教育・学位プログラムの学際化、国際化を積極的に推進しています。

 創設以来、多様な分野で活発な研究を展開し、英文論文数1800編、競争的資金獲得額160億円を超え、2つの国際研究センターが設置され、ワールドヘルスサミット国際執行組織の執行部に選ばれるなど、高い国際的知名度を誇ります。

Global Conference ”Aging Society and Community Health”

本事業における取組

取組の特色

 国際化推進室を設置して、教育プログラムの学際化・国際化(英語化、学際科目創設、国際単位互換等)、学位プログラムの国際化を強力に推進すると共に、将来の国際共同研究の発展に資するために、若手研究者に焦点化した国際交流を行っています。

実績

チュラロンコン大学における表敬訪問

・2014年度にはチュラロンコン大学、マラヤ大学、2016年度からは国立台湾大学、2019年度から2021年度にかけてマヒドン大学とのダブルディグリープログラムを医学研究科社会健康医学系専攻(専門職学位課程)にて実施しました。

・2015年~2018年の12月に、世界5大陸13大学から若手研究者を招聘して、国際会議Kyoto Global Conference for Rising Public Health Researchersを開催しました(計4回開催)。併せて、ダブルディグリープログラムの連携海外大学との間で、活発な交流を行いました。

・スーパーグローバルコースを開設し、2016年度から2021年度までに累計で34名の専門職学位課程および博士課程の学生が、海外の大学に1週間程度渡航し、海外大学の研究者から研究指導を受けました。

国立台湾大学でのプログラム

Link

医学研究科社会健康医学系専攻ウェブサイト