傑出した国際共同学位プログラムによる新たな生命情報科学の
確立と既存の学術領域を超えた学際的視野を持つ人材の育成

概要

医学生命分野は、生命現象の根本原理、病気の成因、病態の機構を解明し、その成果を先進医療と疾病予防へと発展させる国際研究拠点の形成を目指しています。本分野では、ゲノム医学領域を中心に、海外パートナー大学との共同学位課程設置に向けた制度設計に重点的に取り組みます。同時に、国際共同教育・学位プログラムの実施を通じて、世界トップレベルの研究者及び学生交流を促進し、国際競争力のある人材を育成するとともに、国際教育ネットワーク構築モデルを示すことで、京都大学の世界的評価を高めることを目指します。
本分野において本学では、これまでノーベル医学生理学賞(利根川進、山中伸弥)、ロベルト・コッホ賞(利根川進、長田重一、山中伸弥、本庶佑)、アルバート・ラスカー賞(利根川進、西塚泰美、増井禎夫、山中伸弥、森和俊)をはじめとする世界的に著名な賞を数多く受賞しています。

本事業における取組

継続的に京都大学-マギル大学-インペリアルカレッジの3大学間で生命ビッグデータの解析およびMedical Informaticsの共同研究を行っているほか、2013年より、ヒトゲノム解析のための最先端の解析手法、データ処理技術を内外の一流講師陣から学ぶ集中トレーニングコースとゲノム医学シンポジウムを毎年開催しています。


2015年3月より、ゲノム解析、統計遺伝学分野における世界的に著名な研究者の雇用を開始(特別招へい教授)、同年10月にはパートナー大学5校のトップが一堂に会する初の国際共同学位キックオフシンポジウムを京都で開催し、京都大学の存在感を発揮したとともに、国際連携に向けて中心的な役割を果たし、高い評価を受けました。さらなる革新的な取り組みとして、2018年4月、ゲノム医学研究で世界トップクラスのマギル大学と連携して同分野のエキスパートを育てるべく、共同学位(Joint Degree)プログラムを実施します。同時に、国際連携体制の構築に向け、ボルドー大学とのImaging Genomicsの国際共同研究、ゲノム医学サマースクールの隔年開催、パスツール研究所との共同研究ユニットの設置、インペリアルカレッジとの生命ビッグデータ解析の共同教育プログラム、理論システム生物学の短期集中講座の開講も積極的に検討しています。

京都大学・マギル大学ゲノム医学国際連携専攻 概要:http://www.med.kyoto-u.ac.jp/blog/japan/news/news-prerelease/2017-12-5/