平成30年1月31日(水)、京都大学百周年時計台記念館国際交流ホールにて、大学の世界展開力強化事業(ASEAN対象プログラム)平成29年度採択大学連絡会を開催しました。事業開始から2年目の平成28年度採択の8プログラムを中心に、平成24年度採択プログラムや平成25年度採択のAIMSプログラム、文部科学省、日本学術振興会、大学改革支援・学位授与機構等から、総勢約60名の参加がありました。

 開会冒頭の北野正雄 京都大学理事・副学長の挨拶に続き、進藤和澄 文部科学省高等教育局高等教育企画課国際企画室長からのご挨拶のあと、テーマ別のセッションに移りました。

 テーマ別セッションでは「単位の取り扱い(単位付与・認定・互換)」「プログラムによる日本人学生の育成状況」という2つのテーマについて、発表・ディスカッションを行いました。

 続いて、株式会社ベネッセi-キャリア大竹航 新卒事業部取締役本部長より「学生の出口対策について」というテーマで、ASEAN地域をはじめとした留学生の就職支援の取組についてご講演いただき、活発な質疑応答が行われました。

 さらに、ASEAN対象プログラム共通ウェブサイトの活用について幹事校である京都大学から説明を行いました。

 最後に各大学・機関からの報告等が行われたあと、森眞理子 京都大学国際教育支援室長から総括と挨拶が述べられ、閉会となりました。

 今回の連絡会により、各採択大学が抱える課題やグッドプラクティスを共有できたことに加え、初の試みである企業関係者からの講演によって、大学以外の切り口から留学や就職について考える機会となりました。
  • ディスカッションの様子

  • ベネッセi-キャリア大竹様による講演