MESSAGE4

[ 教員・参加学生 / 東京外国語大学 ]

それぞれの言語や文化を教え合うタンデム学習で理解を深める。

参加したプログラム

実施エリア

  • タイミャンマー
  • ラオスラオス
  • カンボジアカンボジア

ビルマ語担当教員からのメッセージ

ヤンゴン大学国文学科学生と本学学生のタンデム学習では、ミャンマー人学生は日本語と英語、日本人学生はビルマ語と英語を使って自分たちの国の教育制度、文化、歴史などについてプレゼンテーションとディスカッションを行いました。同世代の学生同士で議論をすることで、お互いの国の良い点や解決すべき問題点などをより深く認識するいい機会となりました。タンデム学習を通じ、本学学生はミャンマー留学など今後の学習に対する具体的なイメージを掴むつかむことができましたし、ミャンマー人学生は帰国後もヤンゴン大学Global Japan Officeの日本語クラスに出席し、積極的に日本語学習に励んでいます。

ラオス語担当教員からのメッセージ

平成28年度に本学で実施したラオス国立大学学生と本学学生のタンデム学習では、双方がそれぞれの国の教育制度や文化について学びました。ラオス人学生と日本人学生とのグループ学習としたことで、お互いに同世代の生活や若者文化を体験し、日本人学生は、ラオス人学生へ説明することで改めてあらためて日本の文化や現状を認識し、再発見する機会を得ました。学生間の個人的な交流から、お互いの社会や文化への認識だけではなく、自己の属している社会や文化への認識も双方が深めていく様子を目の当たりにして、教員として、本プログラムの意義を感じました。

カンボジア語担当教員からのメッセージ

タンデム学習では、本学学生が準備した日本語と日本文化の体験講座の後、王立プノンペン大学の学生による、大学進学までに乗り越えてきた困難、社会貢献活動、学生寮の運営といった幅広いテーマの発表が行われ、お互いに同年代の目から見た相手社会の「いま」を知ることができました。また、本学学生はカンボジア語能力を試すことで今後の学習課題を設定でき、また、王立プノンペン大学の学生は帰国後も日本語学習を継続しており、知日人材養成のために、重要な役割を果たしました。

参加学生からのメッセージ

W.E. ミャンマー ヤンゴン大学
In my opinion, the university students are future leaders of the countries. If we became leaders, we could have lots of problems. At that time, this experience can support us a lot.

F.K ラオス ラオス国立大学
It is a great program. I learnt many things during 9 days in Japan, also made many new friends in this program and had great experience to learn and improve my Japanese skills.

S.L カンボジア 王立プノンペン大学
It is the first time for me to visit Japan. I can write a short novel that talks about where I visited and what I ate. I hope that I can join the long term study there again.