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[ 参加学生 / 東京大学 ]

アジアを中心に各国学生と交流し、国際社会を舞台に働く自信を獲得。

参加したプログラム

実施エリア

  • タイタイ
  • インドネシアインドネシア

アジア各国の学生との交流に魅力を感じ、
UEHASに参加。

私はアジア都市環境保健学際コンソーシアム(UEHAS)を利用し、修士1年時にタイのアジア工科大学院(AIT: Asian Institute of Technology)に約4ヶ月間ヵ月間、また翌年には短期交換留学生としてチュラロンコン大学及びマヒドン大学に約2週間滞在しました。 AITは工学系の国際大学院大学であり、私の研究テーマに精通した教員が在籍していることに加え、アジアを中心に数多くの国々出身の学生が在籍し、様々さまざまなバックグラウンドを持つ学生と交流できること、さらに学内公用語が英語であることに魅力を感じ、留学先に選びました。

非ネイティブ同士、
臆することなく英語で議論。

滞在中は単位互換制度を利用した講義の受講に加え、研究室の学生自主ゼミへの参加、修士研究の現地調査及び実験を行いました。私が所属した研究室は国際色豊かであり、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナム、インド、スリランカ、中国、韓国といった国々出身の学生が所属していました。当然、ゼミでの議論は英語で行われますが、訛りの強い英語を話す人が多く、皆が話す英語を理解することに苦労しました。その一方で皆英語が母語ではないため、英語を話すことが苦手だった私も臆することなく英語で議論することができ、コミュニケーションツールとしての英語力が大きく向上したことを実感しています。

バンコク・チャオプラヤ川の水質調査、
浄化手法の開発を研究。

研究としてはバンコクを流れるチャオプラヤ川の水質調査及び浄化手法の開発を行いました。AITが以前洪水被害を受けて実験装置が故障していたこともあり、実験環境は決して恵まれたものではなかったものの、指導教員や友人、関係機関の助けを借りて研究活動を行いました。 学業以外の面でもAITでの生活は非常に有意義なものでした。ほぼ全員の学生が学内の寮で暮らしているため、多くの時間を研究室の友人たちと共に過ごしました。休日には友人とスポーツに汗を流したり、それぞれの国の郷土料理を持ち寄ってパーティーをしたり、時には朝まで飲み明かす中で多様な文化や価値観に触れました。

交換留学時のネットワークは、
今も継続。

交換留学中に培ったネットワークは決して一時的なものではなく、今でも継続しています。SNS上の個人的な繋がりつながりは勿論もちろん、UEHASプログラムが主催する国際シンポジウムや短期交換留学プログラムを通じてAITでの友人と再会したり、あるいは日本の大学院に進学した友人に再会したりと、様々さまざまな形でUEHASネットワークとの繋がりつながりを感じています。 修士課程修了後は国際社会を舞台に働く予定ですが、その選択を後押しし、海外で働くことへの自信を持つことが出来たできたのはUEHASプログラムのおかげです。