MESSAGE6

[ 教員 / 新潟大学 ]

分野・国籍を超えて学び、
地域創生の理工系リーダーに。

坪井 望教授

参加したプログラム

実施エリア

  • カンボジアカンボジア
  • タイタイ
  • ベトナムベトナム
  • ラオスラオス

学年・分野・国籍を超えたチームで
グループワーク。

本事業は、新潟大学工学部が開発した「ドミトリー型教育:Dormitory-type education」に、新潟地域企業と連携したインターンシップ等を組み合わせたプログラムであり、地域創生課題解決能力と融合的視点を持つ理工系グローバル・リーダー人材を育成することが目的です。具体的には、新潟大学と王立プノンペン大(カンボジア)、ラオス国立大(ラオス)、チュラロンコン大学(タイ)、ハノイ工科大学(ベトナム)の学生で、学年縦断・分野横断・多国籍学生チームを結成し、短・中・長期の3コースで、主にグループワーク(GW)に取り組みます。

メコン諸国と日本、
双方の視点を通して学習。

国際展開力を有する新潟地域企業等におけるGWインターンシップを通じ、以下の能力を育成します。

  • 日本とメコン諸国のニーズの相違と互いのマッチングを、地域の産学連携視点でグループ討論することで、グローバルな観点から課題を発見・解決し、地域創生に貢献できる実践力
  • 多分野・多国籍・学年縦断のメンバーでのGW活動経験により、グローバルな観点での融合分野的イノベーティブ発想能力と共に、国際協調性、英語討論能力、リーダーシップ
  • 産業創成発展期を主にメコン諸国で、産業国際展開の取組を主に日本で体験学習し、それらの総合理解で産業変遷の一貫的プロセスの知見が涵養された、産業創生・発展・高度化に寄与する能力

タイと日本の学生がともに、
日本企業の技術力にふれる。

2016年12月15日にキックオフシンポジウム、2017年3月10日に地域企業参加型のフォーラムを開催し、2017年3月にトライアル短期留学交流を実施しました。チュラロンコン大学の2名の学部生は、異なる専門を学ぶ新潟大学日本人学部学生とともに5名のチームでGWインターンシップに参加。 新潟地域企業において、超小物精密プラスチック成形等の高付加価値化技術に触れ、エンドユーザーを意識した日本企業の技術力の高さにインスパイアされたそうです。国籍にかかわらず、難解な専門用語の理解に苦しむこともあったようですが、互いに理解し合おうとする熱意とチームの行動力で、言葉の壁を乗り越えることができたとのことです。

G-DORM プログラムは、
2017年度から本格スタート。

本プログラムでは、英語コミュニケーション能力だけでなく、実践的で積極的な行動力によるコミュニケーション能力が重要です。チーム行動力を高めるため、受け身ではなく、意欲的で元気がある参加者を求めています。2017年度から本格実施のG-DORM(Global-dormitory)プログラムに参加してみませんか。