山極壽一 総長京都大学は1897年の創立以来「自重自敬」の精神に基づいた自由の学風のもと、創造的・先端的な研究を数多く推進し、ノーベル賞やフィールズ賞などの世界に冠たる賞の受賞者を数多く輩出してきました。

この度、文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業に採択された「京都大学ジャパンゲートウェイ構想」は、本学の強みを生かした数多くの世界トップレベルの研究者ネットワークを活用して、海外の大学と連携して互いに質の高いカリキュラムを提供し、国際認知された学位プログラムを推進することで、共に教育力や研究力、国際競争力を更に強化していく構想です。

私は、京都大学を、京都という地の利を生かして世間から少し距離を置く、静謐な学問探求の場であるとともに、世界や社会に通じる窓として教員は外の世界と緊密な連携をとりながら窓を開け、学生たちの背中をそっと押して送り出す使命を担った大学に位置づけたいと思います。

「京都大学ジャパンゲートウェイ構想」を通じて、世界を牽引するグローバルリーダーが、世界や社会へと通じるこの窓から羽ばたいて行くことを期待しています。

2015.3
総長サイン